情報館「天空の城」は、旧木村酒造場の建物の一つにあります。
旧木村酒造場について、以下の歴史が記されています。
旧木村酒造場は、中世の竹田を代表する人物、木村新左衛門が残した歴史的文化遺産の一つである。
寛永2年(1625年)に創業された酒造場は、その後宝暦12年(1762年)の大火(130戸消失)、明治10年(1877)の2度の大火を請け、町がほぼ全焼(明治の大火では250戸消失)しているため、現在の建物は、明治10年から30年頃に建設されたと考えられている。
建物は、南北約55m、東西約45mの敷地(約2,300㎡)に
主屋、茶室(風呂場)、内蔵、造り蔵(現存せず)、舟蔵、製造場、精米蔵(店)、玄米蔵(店)、寝具蔵(味噌蔵を含む)
の全9施設に分かれて配置し、その延床面積は約1,300㎡であるが、そのうち造り蔵は既に解体されているため、現存する部分は約1,000㎡とされる。
またかつて木村酒造の東に存在していた「東木村」の末裔であられる藤井茂登子氏によると、貯蔵場と精米蔵の間には、蔵が2か所ほどあったという。
<参考文献 郷土史 南但竹田ー古代から現代まで・その二千年ー 青山書店>
旧木村酒造場は今から400年前に建てられたそうです。
情報館「天空の城」の壁の様子を見ると、歴史を感じますね。