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神子畑選鉱場跡
(みこばたせんこうじょうあと)

神子畑鉱山が明治終期に閉山し、大正8年より明延鉱山の鉱石を選鉱する「神子畑選鉱場」として建設され、東洋一の規模を誇りました。
昭和62年、明延鉱山の閉山とともに操業を停止し、平成16年に老朽化した建物が取り壊され、現在は、コンクリートの基礎や巨大な「シックなー」と呼ばれる液体中の個体粒子を分離する装置の一部が残っています。
また、旧神子畑鉱山事務所である、通称「ムーセ旧居」(県指定文化財)の異人館があり、約1.7キロメートル先の神子畑から生野の製錬所へ運ぶために架けられた橋で現存する「神子畑鋳鉄橋」(国重要文化財)も見どころです。国道312号線沿いにはもう一つの現存する橋「羽渕鋳鉄橋」(県指定文化財)が見られます。

(写真1)神子畑選鉱場跡全景
(写真2)ムーセ旧居とサルスベリ
(写真3)神子畑鋳鉄橋

住所〒679-3453 兵庫県朝来市佐嚢1824-1
TEL079-666-8002(朝来市神子畑交流館「神選」)
交通手段播但有料道路 朝来ICから国道429号で約10分、JR播但線新井駅下車 タクシーで約15分
*駐車場:普通車26台 バス4台
営業時間見学はいつでも可。朝来市神子畑交流館「神選」、「ムーセ旧居」は10:00〜17:00
休日(神子畑選鉱場跡)無休
(神子畑交流館「神選」、ムーセ旧居)水曜日・年末年始
ホームページhttp://mikobata.com/